韓国、口蹄疫が4年ぶりに首都圏まで拡大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.31 10:49
口蹄疫が全国に広まっている。韓国農林畜産食品部(農食品部)は30日、「京畿道利川市(キョンギド・イチョンシ)と慶尚北道永川市(キョンサンブクド・ヨンチョンシ)の養豚場で口蹄疫が確認された」と明らかにした。今月3日、忠清北道鎮川(チュンチョンブクド・ジンチョン)で口蹄疫が初めて見つかってから27日目のことだ。農食品部は口蹄疫の拡大を防ぐために利川と永川の発生農家から半径3キロ以内の農場に牛・豚の移動を制限するなどの措置を下した。
口蹄疫は鎮川から始まって西側の忠清南道天安(チョナン)、北側の首都圏、南側の慶尚北道など四方に広がっている。口蹄疫が首都圏をはじめ全国に拡大したのは、牛・豚350余万頭を殺処分した2010年11月~2011年4月以降、約4年ぶりだ。今年の冬に入り発生した口蹄疫としては、30日までに合計2万2853頭を殺処分した。