憲法裁の決定、李石基元議員の内乱陰謀事件上告審に影響も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.20 12:20
憲法裁判所の統合進歩党解散決定宣告は、最高裁判所で進行中である李石基(イ・ソッキ)元議員(52)の内乱陰謀事件上告審裁判にも影響を及ぼすとみられる。統合進歩党の反体制性・暴力性が認められたことで、党の幹部である李元議員の内乱陰謀・内乱扇動・国家保安法違反容疑も認められる可能性が高まったからだ。上告審の宣告は来年1月ごろになる見込みだ。
李元議員に対する1・2審判決は分かれた。水原地裁は3つの容疑をすべて認め、李元議員に懲役12年、資格停止10年を言い渡した。しかし控訴審でソウル高裁は内乱扇動のみ認め、内乱陰謀は無罪とした。このため懲役9年、資格停止7年に量刑が軽減された。