「ナッツリターン」事態、企業らはイメージ管理に苦心 (2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.18 15:58
主要企業は遵法経営モニタリングを強化し、倫理経営マニュアルを作り、評判リスクを減らそうと努力している。海外事業場に対する行動規範を作り、職員の社員証・SNS管理に取り組むのも似た趣旨だ。
10月、SKテレコムのソウル乙支路(ウルチロ)「Tタワー」社屋には新しい看板が設置された。「IDカードはTタワーでは目立つように、外では目立たないように」という内容だ。会社の外では首にかけた社員証をとって歩こうということだ。社員証を首にかけた職員が吸い殻を路上に捨てたり、酒場で騒ぎを起こすなど良くない行動をする場合、会社全体のイメージが悪化するおそれがあるという懸念で取った措置だ。SKテレコムの関係者は「個人的な行動・表現でも会社全体の声と誤解されるため、注意を促した」と説明した。