「琉球王国の宝物」、9日からソウルで公開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.05 15:40
日本の沖縄の歴史をさかのぼれば、15世紀に建てられた琉球王国に出会う。琉球王国は東南アジアと東北アジアの中間に位置し、海上中継貿易で繁盛していたが、1879年に日本の明治政府に強制併合されて今の沖縄県に変わった。太平洋戦争時は12万人以上が犠牲になり、韓半島と似たような痛みを抱えている。こうした琉球王国の過去の姿を見ることができる特別展「琉球王国の宝物」が、9日から来年2月8日まで国立古宮博物館で開催される。
今回の展示では琉球王国の遺物200点余りが展示される。このうち日本の国宝が33点、重要文化財が6点で、大多数の遺物は一度も日本国外で展示されたことがない。日本の国宝である琉球国王の王冠など一部の遺物は展示開幕後2週間だけの公開となる。