今年3月、ワイン産地のフランス南部レジニャンコルビエールに暮らしていた女子高生のサフラ・メヘンニさん(17)が登校中に消えた。アルジェリア出身ムスリムの父親の車から降りたサフラさんは学校の代わりに近くの空港に向かった。サフラさんはトルコを経てシリアのイスラム・スンニ派の武装組織イスラム国(IS)に合流した。一週間後、兄に電話してインターネットで交際していたチュニジア戦士との結婚の事実を伝えた。サフラさんは「よく考えて決めた」と言って、家へ戻る意思がないことを明確にした。
最近、欧州と米国で300人以上の女性が結婚と殉教のためにISに合流していると米時事週刊誌タイムが報じた。イスラム律法が支配する国家建設を推進するISにとって、女性の補充は組織の拡張以上の意味を持つ。ISは戦闘員を募集する時、結婚とイスラム式家庭を約束している。一日の戦闘を終えた後、愛する女性と子供たちが待つ家に帰ることができると宣伝している。米国や欧州のアラブ系10代の少女も厳格なイスラム家庭の建設を夢見てISに合流している。