韓国「65年体制」、変化が必要…対等な関係で日本から統一協力を引き出すべき(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.10.21 12:11
高市早苗総務相ら日本の安倍晋三内閣のうちの閣僚3人が18日、太平洋戦争A級戦犯が合祀されている靖国神社を電撃参拝した。8日、安倍首相が参議院予算委員会で「(韓国との)首脳会談ができれば良い」としてラブコールを送ってから10日後だ。色目と妄動を繰り返す日本のジグザグ外交によって8・15以後せっかく前向きな対日ジェスチャーを取ってきた政府は再び苦しい立場に置かれた。
どうにも近づくことは難しいが別れることもできない対日関係を、いかに解決していくべきか。外交部で北東アジア局長をつとめた日本専門家の趙世暎(チョ・セヨン)東西(トンソ)大学特任教授が、そうした疑問に答える本を出した。『韓日関係50年、対立と協力の足跡』という題名で見るように、著者は両国が長期間に明と暗を共に背負っていくしかない、とても特異な関係だと規定している。過去の歴史のような暗を短期間に解決する道はないので、安保・経済のような光を追求するものの暗(過去の歴史)に対する問題提起をしつこく継続する「分離対応」が必要だという提言だ。