中国には天然ガス、韓日とは経済協力…ロシア、アジアへ軸足移動(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.03 09:45
ロシアのプーチン大統領がアジアに目を向けている。ウクライナ情勢を受け、米国・欧州連合(EU)など西側の経済制裁に対抗し、アジアへの軸足移動を加速している。
1日(現地時間)、極東ロシアのヤクーチア共和国で着工された「シベリアの力」パイプラインがこれを象徴的に見せている。2019年からロシアの天然ガスを中国など東アジアに輸送する総延長4000キロのパイプラインの起工式で、プーチン大統領は「我々は世界で最も大きい(パイプライン)建設工事を始めた」と叫んだ。2012年9月に「ロシアは東アジア国家」であることを宣言した後に表れた最も大きな里程標だ。官営「ロシアの声」放送は「ロシアが常に欧州に頭を下げなければならないと考える者の判断が誤りであることを証明した」とし「欧州が攻撃を続ければ、ロシアはガスだけでなくあらゆる分野でアジアに市場を回すことになるだろう」と警告した。