今度は労働党国際書記が欧州行き…北の外交攻勢に戸惑う韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.03 08:28
西江大のキム・ヨンス教授(公共政策大学院政治外交学)は「その間、南北関係は一つのイシューでぶつかった後、北が投げ出してしまえば終わる“単幕劇”だったが、今は“連続ドラマ”を撮る様相が展開されている」とし「主演級助演、エキストラも増え、状況はさらに複雑になった」と述べた。キム教授は「北が90年代の通米封南戦略のように南北関係を朝米関係より後まわしにするとみられるが、このゲームで疎外されれば我々にはマイナス」と指摘した。
特に北朝鮮が国際社会の関心を喚起させてきた方法が挑発中心だったことを考えると、こうした外交中心の接近法は新たな試みだ。すぐに朝米関係の改善や北朝鮮核問題の突破口につながるのは難しいが、ひとまず北朝鮮が動き出すこと自体はプラスという評価もある。