<韓国旅客船沈没>逮捕の会長長男「父親の苦難思い出し逃避決意」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.07.27 11:35
清海鎮(チョンヘジン)海運の兪炳彦(ユ・ビョンオン)会長の長男大均(デギュン)氏を取り調べている仁川(インチョン)地検特別捜査チームは26日、「大均氏に対する拘束令状を27日中に請求する計画だ」と明らかにした。大均氏はキリスト教福音浸礼会(別名:救援派)系列会社の経営陣と組んで会社の資金引き出した横領・背任の疑惑を受けている。大均氏が商標権使用料、諮問料などの名目で50億ウォン以上の資金を手にしていたものと検察は把握している。
検察はこの日、大均氏を相手にセウォル号の所属会社である清海鎮海運の経営に介入していたかを集中的に調査した。清海鎮海運の筆頭株主は39.4%の株式を保有する天海地(チョンヘジ)で、この会社の株式の42.81%をアイワンアイホールディングスが持っている。大均氏と弟はアイワンアイホールディングスの株式の19.44%ずつを所有している。検察はアイワンアイホールディングス-天海地-清海鎮海運とつながる支配構造の中で大均氏がセウォル号の運営に関与した可能性があるとみている。捜査チームは大均氏にセウォル号の構造変更やバラスト水縮小などを知っていたのか、清海鎮海運から給与形式の金を受け取っていたかについて確認したという。