サッカーロシア代表のカペッロ監督がブラジルワールドカップ（Ｗ杯）初戦相手の韓国にまた警戒心を表した。

カペッロ監督は２６日午前（日本時間）、ロシア・サンクトペテルブルクで行われたロシア代表の記者会見で、韓国に対する評価を語った。昨年１１月にアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイで韓国代表と強化試合を行ったことを振り返りながら、「私は韓国代表に大きな敬意（ｇｒｅａｔ　ｒｅｓｐｅｃｔ）を抱いている」と述べた。

カペッロ監督は「彼らは（その強化試合で）良い印象を残した。（同じイタリア出身の）ザッケローニ日本代表監督も韓国は非常に引き立って見えるチームだと話した」とし「多くの韓国選手が能力があることを知っている。もちろん彼らの最も大きな特徴は強いチーム精神と組織化された競技をするということだ」と警戒心を表した。

その一方でロシア代表に対する絶対的な信頼も表した。カペッロ監督は「（現在代表チームにいる）すべての選手は十分に国家代表に入る資格がある選手たち。ブラジルＷ杯を通じてすべての選手が大きく成長し、発展できる良い機会を得るために準備していく」と話した。

スロバキア、ノルウェー、モロッコと強化試合を行い、韓国戦を想定した対戦相手が抜けた点について、カペッロ監督は「特定チームを念頭に置いた強化試合ではない。私たちなりに練習の計画を持ち、サイクルに合わせて準備しているにすぎない」と語った。


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