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【コラム】速さに慣れすぎている韓国、少し遅くても確実に行こう(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.20 16:05
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どこから問題があるのか。米国では起こり得ないことだとその友人は話す。政府はそれほど無能でもなく、社会と国民がこういうことを許しもしないということだ。そして述べたのが「米国はシステムで動く社会だ」という言葉だ。問題がある船が検査に通過することもなく、子どもを捨てて逃げる船長はあり得ず、国家のためなら与党も野党も党利党略を考えず力を合わせることが当然となるシステムということだ。個人の利益も重要だが、共同体や地域社会や国家という組織の維持を先に考えるシステムということだ。私たちは速さにあまりにも慣れている。このため手抜きという文化にも慣れている。良いものが良いという温情主義的な緩みもあちこちで現れる。このため私たちのシステムにはあちこち穴があり、故障して機能していない。

大統領は「公務員の鉄壁」「過去から積もり重なった積弊を断ち切れなかった」と嘆いた。こうした事実を大統領は今になって知ったのだろうか。政治家として過ごした歳月は何だったのか。大統領から変わる必要がある。一人ではなくシステムで動く社会、そのシステムが信頼を与え、そのシステムを守るためにみんなが原則を守る社会にならなければいけない。安全だけの問題だろうか。青瓦台(チョンワデ、大統領府)上空で無人偵察機が飛び回る国防はどうか。何かある度に変わる教育政策は。観光業振興のために学校の周辺にもホテル建設を許可する発想は。すべてのところにもう一度目を向ける必要がある。少し遅れるのがそれほど大きな問題なのか。今は少し遅くても確実に正しく進んでいこう。私たちの中身はこういうものではないと筆者は切実に信じたい。

 
パク・イルホ梨花女子大教授


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