<韓国旅客船沈没>難航する捜査…救援派「死亡責任は海洋警察」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.16 11:27
ユ・ビョンオン元セモグループ会長(73)が率いるキリスト教福音浸礼会(救援派)が15日、検察との全面戦争を宣言した。ユ元会長の召還を翌日に控えた検察との正面衝突の様相に広まっている。京畿道安城(キョンギド・アンソン)の錦繍院(クムスウォン)で3日目の集団座り込み中である信徒500人余りは、この日午後3時に記者会見を行って声明書を発表した。彼らは「23年前の五大洋集団自殺事件当時、社会から追い出されて行く所がなくなった後も生存のための根拠地を作った」として「なぜセウォル号事故が私たち救援派の責任だという声を聞かなければならないのか分からない」と主張した。声明書を朗読したキリスト教福音浸礼会事務局のチョ・ケウン広報担当は「沈没の責任は清海鎮(チョンヘジン)海運だが、死亡の責任は海洋警察」としながら「責任がより大きい海洋警察よりも清海鎮の株式を所有するユ氏一家および関連会社代表らがさらに強い調査を受けている」と抗議した。さらに「検察が物理力を動員して錦繍院に進入すれば、どんな事態が起きるか分からない」と話した。
救援派の母親会信徒のイ氏は「1991年の五大洋事件捜査の時と今回の捜査は、平行理論のように似ている。その結末がどうだったかを誰よりもよく知っているのに、その時のようにやられるばかりではない。金淇春(キム・ギチュン)大統領秘書室長が当時の法務部長官だったのだから、より一層そうだ」と声を高めた。実際、錦繍院の前には「金淇春室長、行くところまで行こう」と書かれた大型の垂れ幕がかかった。