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<サッカー>今度は朴智星…キム・ヨナに続いて韓国スポーツスターが引退(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.15 13:39
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朴智星(パク・チソン、33)がサッカーシューズを脱ぐ。小学4年でサッカーを始めてから24年。韓国スポーツは今年、“フィギュアクイーン”キム・ヨナ(24)に続き、もう一人のスターを見送った。

朴智星は14日、京畿道水原市の朴智星サッカーセンター(JSFC)で記者会見を開き、現役引退を公式宣言した。朴智星は「2月から引退を考え始めた。ひざの状態が良くないので、来年もプレーできるかどうか疑問を感じたし、良くならなかった」と説明し、「後悔はない。これまで受けてきた声援にどう報いるか考えながら生きていきたい」と所感を語った。

 
朴智星は2002韓日ワールドカップ(W杯)から10年間ほど、韓国サッカーの独歩的な存在だった。朴智星は単なるサッカー選手ではなかった。韓国代表では多くのスター選手をまとめる“キャプテン”だった。マンチェスター・ユナイテッド(マンU)で過ごした全盛期は、日常生活までが関心を集めた。すべての人が朴智星を愛し、信頼した。何が朴智星をこのように特別な存在にしたのだろうか。

◆シンデレラストーリー=朴智星は、いわゆる“スペック”が良い方ではない。サッカー名門大出身でもなく、李東国(イ・ドングク、35、全北)や李天秀(イ・チョンス、33、仁川)のようにユース時代からエリートコースを歩んできたわけでもない。水原工業高校を卒業した後、プロチーム水原(スウォン)2軍の入団テストを受けて落ちたこともある。

朴智星の自伝『名もなき挑戦』には、2000年代初期の代表抜てきのエピソードが紹介されている。代表が招集されれば、記者は練習を終えて出てくる選手をつかまえてインタビューをする。当然、スター選手に集中する。朴智星を探す記者はいなかった。朴智星は「自分がどれほど発展し、成長したのか、本当に話したかったが、誰も来なかったので悔しかった」という。その朴智星が今では韓国サッカー選手のうち最もインタビューで難しい存在となった。

2002韓日W杯が開催される前にも、朴智星は洪明甫(ホン・ミョンボ)や黄善洪(ファン・ソンホン)、安貞桓(アン・ジョンファン)などの先輩の影に隠れていた。最終メンバー発表直前、メディアは一斉に朴智星を「脱落候補の筆頭」に選んだ。しかし朴智星はそのW杯を自分の舞台にした。


<サッカー>今度は朴智星…キム・ヨナに続いて韓国スポーツスターが引退(2)

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    2014.05.15 13:39
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