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【コラム】医療韓流、政府も協力すべき

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.09 13:57
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「17万4067キロメートル」。概して地球4周半を越える距離をこの1年間で通った。11カ国30余都市を訪問した。海外患者を誘致するためであった。

4年前、保健福祉部海外患者誘致先導病院に選ばれたことを契機に海外患者誘致はわれわれ大田(テジョン)宜(ソン)病院の主な戦略になった。中東でインフルエンザにかかり、モスクワ空港で背を丸くして寝て48時間待機したこともある。摂氏40度のサウジアラビアから零下40度のロシアに移動して一日に80度の温度差を経験することもあった。

 
2010年に90人余りに過ぎなかった海外患者は昨年3300人を越えた。ロシア・オーレンブルク市市長とウズベキスタン前大統領の主治医のような患者もいた。彼らは市の官用車を韓国産高級車に変える程、親韓派になった。彼らの紹介を受けた他の多くの患者が韓国行きを選んだことはもちろんだ。話が通じない外国人医師にからだを任せるというのはかなりの「信頼」が前提でなくては難しいことだ。医療観光政策から始まった海外患者診療と海外医療スタッフ研修は言語と文化の壁を越えて韓国医療の国際的信頼を築くことであり、過去に韓国が先進国から医療技術を習ったように、今私たちが民間医療外交の役割を遂行することでもある。

韓国保健産業振興院の資料によると昨年国内医療機関で診療を受けた海外患者は20万人を越えた。海外患者誘致を本格的に始めた2009年6万人余りだったことを考えると注目すべき増加傾向だ。海外患者が国内で使った診療費は2009年547億ウォン(約54億3700万円)から昨年3500億ウォン(約347億9000万円)を越えた。

しかし、その裏側には韓国の低い医療報酬による病院の窮状とすでに飽和状態に達した国内医療市場の現実が存在する。病院が徹底した診療特化と準備なく全部医療観光に飛び込むのは国家的浪費につながるおそれがある。多くの投資と努力、試行錯誤が後に伴うためだ。当院の場合、海外患者の比重は全体の患者の1%を少し上回る。

医療観光がもう一段階発展するためには政府レベルの細心な関心と支援、制度的補完も必要だ。海外患者は不法滞在の危険があるという理由でビザ発行が厳しい。真性患者である場合、ビザ発行手続きが緩和されなければならない。特にベトナムやウズベキスタンなどのではこのような理由でビザを受けることができない患者がいる。医療観光エージェントに対する指導・管理、医療紛争時の解決方案などは先行しなければならない課題だ。今回緩和されたメディテル設立をはじめとする規制緩和など医療観光活性化のための全方向的な支援が必要だ。また、これを足掛かりとし、大韓民国が積み重ねた優秀な医療技術と病院経営ノウハウを海外にも輸出できる政府レベルの支援があれば良い。

医療観光の価値は増加する海外患者と国内雇用創出など目に見える成果はもちろんのこと、国家的信頼度を上げる民間外交の役割をするというところにある。これまでK-POPが導いた韓流外交をこれからは医療界が継続するだろう。

ソン・スンフン 大田宜病院医療院長

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