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<韓日中賢人会議>「日本政府は過去を謝罪しているが覆す政治家が問題」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.23 08:44
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韓日中賢人会議で最も大きな関心を集めたのは日本政界の歴史認識を強く批判した福田康夫元首相の発言だった。ちょうど靖国神社の春季例大祭を迎え供物を奉納した安倍首相に直撃弾を飛ばした格好になったためだ。日本経済新聞はこの日夕刊1面に福田元首相の発言を大きく掲載した。

福田元首相が、「日本国民の1人として率直に話す」とし思い切ったように真摯な態度で歴史認識問題を取り上げると、他の参加者からも共感を示す発言が相次いだ。福田首相は休憩時間にも曽培炎元中国副首相らから質問攻勢を受け即席討論を行ったりするなど今回の会議の期間中最も忙しい人物となった。

 
中国の陳健元国連事務次長は、「日本は体面を重視する国なので(過去の歴史を)あまり謝ろうとしない。ただ、日本勤務経験から見ると大多数の国民の歴史認識は福田元首相と大きく変わらない」と話した。駐国連日本大使を歴任した国際大学の北岡伸一総長は、「中国との歴史共同委員会に参加し委員長を務めた経験から見ると、専門家の間では見解差は大きくない。日本政府は実際に何回も謝罪をしたが、一部政治家が極端な発言をして政府の立場をひっくり返し問題になる」と話した。

錦湖(クムホ)アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長は、「昨年の韓日中3カ国間の人的交流統計を見ると、韓国は644万人、中国は564万人、日本は563万人が相手国を訪問した。毎年全人口以上が相互訪問する欧州連合を参考に3カ国間海底トンネル構築に対する議論を始めよう」と提案した。

参加者の発言で最も多く引用されたのは唐の詩人、李白の「黄鶴楼送孟浩然之広陵」に出てくる句だった。今年の賢人会議が開かれた場所である江蘇省揚州が「故人西辞黄鶴楼煙花三月下揚州」に登場するためだった。揚州はまた、新羅時代に崔致遠(チェ・チウォン)が唐の科挙に合格して地方首領として活躍し代表著作である『桂苑筆耕』と『討黄巣檄文』を執筆したところだ。また、日本に渡り仏教の教理を伝え日本の教科書に紹介されるほど広く知られた唐の僧侶鑑真の故郷で、韓日中協力をテーマにした会議の開催地として最適と評価される。主宰側は崔致遠記念館と鑑真が建てた寺を観覧する日程を準備したりもした。

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