<韓国旅客船沈没>「最後まで最善を…大統領の命令」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.18 10:07
朴槿恵(パク・クネ)大統領が17日、「セウォル号」沈没事故現場と行方不明者家族対策本部を訪問した。当初、朴大統領は沈没現場だけを訪問する予定だったが、行方不明者の家族の要請で珍島室内体育館も訪問した。青瓦台(チョンワデ、大統領府)参謀が突発状況を懸念して現場訪問を引き止めたが、朴大統領は「行くことに決めたのでは」として家族との面会を強行したという。
午後4時30分ごろ体育館に到着した朴大統領は、慰労の言葉とともに30分間ほど行方不明者の家族と質疑応答の時間を持った。朴大統領が体育館に入ると、誰かが大声で「子どもの母と父の生死が分かりません。必ず助けてください」と泣き叫んだ。親なく一人で救助されたクォン・ジヨンちゃん(5)の叔母だった。