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【コラム】韓国サービス産業にかけられた“過剰な期待”(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.10 13:38
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これにも増して、多くのサービス業はサービス提供者と顧客が同じ場所にいなければならないという特性上、国際交易が難しく、従ってサービス業の依存度が高まれば国際収支問題が生じやすい。サービス輸出が非常に発達したという米国の場合も、サービス部門の貿易収支の黒字はGDP対比1%程度にしかならない。製造業をはじめとする商品分野で上げるGDP4%に達する赤字を埋めるには到底及ばない。後進国の中でサービス業輸出を成功させたというインドの場合も、サービス部門の黒字はGDP対比1%なのに商品部門の赤字は5%だ。

規模の問題もある。医療産業が最も良い例だ。今、韓国政府は医療産業を輸出産業として育てようとしている。医師の数が人口1000人あたり2人でOECDでは最下位から3番目(OECD平均は1000人あたり3.2人)という国で果たして医療を輸出産業化すべきかという問題は別にしても、世界のどこにも医療輸出で大金を稼いでいる国はないということを考慮しなければならない。

 
米国の場合、医療輸出で得た国際収支黒字がGDP対比で韓国の4倍に達したが、2011年GDPの0.012%に過ぎなかった(韓国は2011~2012年平均GDPの0.003%)。

相対的規模で世界最大の医療輸出国であるチェコが稼いだ医療部門の国際収支黒字は、韓国の45倍だったが、やはりGDP対比0.136%に過ぎなかった(2011年)。

韓国が半導体分野でおさめる貿易黒字がGDP対比1.1%、自動車分野の貿易黒字がGDP対比4.1%であることに照らしてみれば(2011~2012年平均)、韓国が医療輸出を45倍増やして比率的にチェコほどの黒字をおさめるといっても、GDP対比貿易黒字の規模が半導体部門の8分の1、自動車部門の30分の1ほどにしかならないということだ。

サービス産業は発展させなければならない。輸出産業化できる部分はすべきだ。しかしそれが韓国経済の未来の動力になりうると考えるのは大きな誤算だ。サービス産業の発展に過度に集中することによって政府が無駄なところに政策推進力を浪費して、韓国経済を誤った方向に追いやっていくようで、とても心配だ。

張夏準(チャン・ハジュン)ケンブリッジ大学校教授・経済学


【コラム】韓国サービス産業にかけられた“過剰な期待”(1)

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