進むウォン高…1ドル=1020ウォンまで進むか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.10 09:24
ウォンが1ドル当たり1050ウォン水準を超え上昇した。2008年の金融危機以降初めてだ。
9日のソウル外国為替市場でドルに対しウォンは前日より10.8ウォンの急騰となる1041.40ウォンで取り引きを終えた。ウォンが終値基準で1ドル=1040ウォン台を記録したのは米投資銀行のリーマンブラザーズが破綻する直前の2008年8月20日の1049.3ウォンが最後だった。その後5年8カ月間1050ウォンは超えることのできないマジノ線と見なされてきた。1050ウォンに近づくたびに欧州財政危機(2011年7月)、円安(2013年1月)、新興国危機(今年1月)のような変数がウォンを下げた。外国為替当局も急速なウォン高にブレーキをかけてきた。この日“三転四起”の末に1050ウォン台を突破すると、すぐに貯まっていたドル売りがあふれ、一時1040ウォン割れの恐れもあった。