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俳優ユン・シユン、『キム・タック』越えらぬまま軍入隊へ

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2014.03.05 15:53
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軍入隊を待っているユン・シユン(28)が、4年前のドラマ『製パン王キム・タック』以後にした仕事に何があるだろうか。

ユン・シユンは2009年にMBCシチュエーションコメディ『明日に向かってハイキック』でデビュー、成長の可能性を見せて一躍話題のスター隊列に上った。

 
翌年、最高視聴率50%前後を叩き出したKBS(韓国放送公社)第2テレビのドラマ『製パン王キム・タック』に出演して俳優人生最高の果実を手にした。その年のKBS「演技大賞」では新人賞を飛び越えて優秀賞を受賞するなど最高の一年を送った。だが、それが全て。以後キム・ジェウォンの“代打”として入ったMBC(文化放送)ドラマ『私も、花!』ではイ・ジアの復帰にさえぎられて何も見せることができなかった。かえってドラマに初挑戦したBEAST(ビースト)のイ・ギグァンの活躍が目立った。

後続作も同じで、昨年はtvNドラマ『となりの美男<イケメン>』に出演したが、パク・シネが目立つ間で懸命なサポートに回った。ついに先月放映終了となったドラマ『総理と私』では、年齢に合わない随行課長役で目立ったうわさもなく消えた。共に『製パン王キム・タック』に出演したチュウォンが限りない演技変身をして常勝疾走している間、ユン・シユンは足踏み状態だ。

それなら放送界ではなく広告界では人気が高いだろうか。これもさらに苦々しい。最近1年間で活動中の広告は残念なことに1つもない。昨年『となりの美男<イケメン>』の出演陣と共にしたマーケットO(オー)が最後作。ユ・アイン、チュウォン、キム・スヒョン、イ・ジョンソク、キム・ウビンら同じ年頃の俳優が広告界を掌握しているのとはあまりに違う歩みだ。ある広告エージェンシーは「ユン・シユンと似た年頃の立派な俳優が多く、トップモデルとして考える理由がないのではないか」として「モデル抜てきのほうがむしろ不思議なほどじゃないか」と問い直した。

ユン・シユンは海兵隊の結果を待っている。軍入隊について何も分からないと言っていた所属事務所側は4日午後、あわてて「あえて」公式見解を発表し、海兵隊の合格結果を待っていると明らかにした。ユン・シユンが除隊後もう一度「人生の第2幕」を迎えることができるのか、気になる。

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