金九・柳寛順が収監された西大門刑務所「ユネスコ世界遺産に」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.20 13:20
西大門刑務所をユネスコ世界遺産として登録するための市民の会が発足する。民族問題研究所は19日「23日、6月民主抗争継承事業会・国民有功者遺族会など50余りの市民団体とともに発足式を行い、当日のシンポジウムを始め国民認識の向上キャンペーンを始める」と明らかにした。日本の広島原爆ドームやポーランドのアウシュビッツ収容所など第2次世界大戦関連の世界文化遺産はあるが、日帝強制占領期間の文化財の登録推進は初めてだ。
企画委員として参加しているオム・スンヨン文化資源振興院理事長は「独立活動家の生家や遺品などをまとめて登録を推進する案も検討中」と明らかにした。
市民も歓迎する様子だ。1944年に西大門刑務所で監獄の苦しみを体験したチョ・ソングクさん(90)は「日本の巡査は韓国の人を人間扱いもしなかったし言葉では説明できないほど虐待した」として「恥ずかしい歴史だが、きちんと伝えるべきだ」と話した。