<ソチ五輪>キム・ヨナのライバル…浅田ではない(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.10 08:54
だが、浅田が団体戦で失敗したため雰囲気は反転した。むしろ自信が落ちる危機に陥った。日本のメディアは「不安を残す演技となった」(日刊スポーツ)、「五輪の重圧」(スポニチ)と報道した。
浅田の直前に演技をしたリプニツカヤの勢いは恐ろしかった。ショートプログラムの難易度(基本点31.93点)はキム・ヨナの演技(基本点32.03点)に劣らない。かなり難しい演技をリプニツカヤはミスなしでやり遂げた。ロシアの観衆の熱烈な応援を受けても少しも動揺しなかった。技術点(TES)39.39点、芸術点(PCS)33.51点で総合72.90点を取り出場した選手10人のうち1位に上がった。リプニツカヤに向けられた拍手と歓声が静まらない中で浅田がぐらついたために両選手はさらに比べられた。