出口見失った“ゲーム王国”任天堂
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.21 09:26
“ゲーム王国”任天堂の墜落が尋常でない。20日の日経指数で任天堂は前取引日より6.2%急落の1万3745円で取り引きを終えた。取引開始直後に18.5%まで暴落し、その後午後に入り下げ幅を大きく減らした。任天堂の主要納品業者であるホシデンの株価もやはり6.4%下落した。
任天堂の株価が急落した理由は業績悪化のためだ。任天堂は18日、「2013年度の売り上げは当初予想の9200億円の半分水準の5900億円、営業損失規模も350億円程度と推定する」と明らかにした。2011年から3年連続での営業損失で、当初の営業利益予想値550億円を大きく下回る数値だ。これに対し任天堂は「年末シーズンにハードウェア・ソフトウェアの販売が予想より振るわなかった」と説明した。任天堂の不振はスマートフォンの登場と深く関連している。