低成長、ウォン高を心配 「難しい時期」「不確実性」…主要グループトップの新年挨拶(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.03 10:35
降りかかる火の粉は為替レートだ。円安とウォン高は長期的流れになっている。ここに人民元も再び頭を上げる。昨年12月元貨価値は20年ぶりに最高水準(ドル当り6.07中国元)まで上がった。イ・ボンゴル国際貿易研究員首席研究員は「人民元が韓国輸出品の価格競争力を助ける効果は微小だが中国の輸出が減り、韓国の輸出が共に減少する影響は大きいだろう」と診断した。韓国が中国に輸出する品目の半分(49.8%)が中国で組み立てられて再輸出される中間材であるためだ。今年の国内経済回復の最大の勝負所と呼ばれる内需も侮れない。CJグループの孫京植(ソン・ギョンシク)会長は「内需市場が急激に増えることは大変なことであるだけにグローバル市場進出を拡大して新しい未来成長分野を切り開かなければならない」と話した。
CEOらが出した解決策は革新を通した限界突破と内実を確かめさせる。サムスンの李会長と現代車の鄭会長の解決法は実質上同じだ。李会長は「変化の主導権を握るためには市場と技術の限界を突破しなければならない」と強調し、三種類の方向を提示した。▲産業の流れを先導する事業構造の革新▲不確かな未来に対応する技術革新▲グローバル経営体制を完成するシステム革新だ。鄭会長は▲中長期成長戦略体系化▲革新技術投資拡大を通した創造経済実現▲グローバル管理体系確立だった。表現が違うだけで市場先導、技術革新、グローバル生産管理強化だ。ロッテグループの辛格浩(シン・ギョクホ)総括会長は新年経営方針で「果敢な革新と現場中心経営で既存事業充実」を強調した。追撃者の立場にあるグループでは話でなく実行を強調したCEOが多かった。