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<野球>MLB最高名誉のロベルト・クレメンテ賞…韓国にも“その時”が来た

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.12 13:37
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今月9日、3年で総額21億ウォン(2億500万円)で再契約した柳仲逸(リュ・ジュンイル)サムスン監督(50)が、2億ウォンを寄付すると明らかにした。寄付の計画が伝えられると、柳監督のもとには多くの祝賀と激励が届けられた。

今年の冬、韓国プロ野球には前例のないマネーゲームが繰り広げられた。沈正洙(シム・ジョンス)が2004年末にサムスンと契約して受け取った自由契約選手(FA)歴代最高額(4年総額60億ウォン)を超える契約が3件も出た。海外でプレーする選手が大金を稼いだというニュースも続いている。こうした“大当たり”ニュースにやや疲労感を覚えた頃、柳監督が心温まる寄付の便りを伝えた。

 
韓国野球委員会(KBO)は10日、ソウル三成洞(サムソンドン)COEXコンベンションセンターでゴールデングラブ行事を行った。ポジション別に今年最高の活躍をした選手に賞を授け、別途「愛のゴールデングラブ」賞も授与する。今年はロッテ趙晟桓(チョ・ソンファン、37)が受賞した。1999年に創設された「愛のゴールデングラブ」は、社会福祉共同募金会が受賞者を決める。しかしゴールデングラブ受賞者に埋もれてすぐに忘れられるのが現実だ。野球関係者も「愛のゴールデングラブ」がどのような趣旨で作られたのか、受賞者が誰なのかも知らない場合が多い。

米国メジャーリーグもシーズンが終わると各種授賞式が続く。米国選手にとって最も名誉を感じる賞は「ロベルト・クレメンテ賞」だ。クレメンテは1934年、プエルトリコのサトウキビ農場の労働者の7兄弟姉妹の末っ子として生まれた。18歳でLAドジャースにスカウトされたクレメンテは、1955年にピッツバーグからビッグリーグにデビューした。最初の黒人選手ジャッキー・ロビンソン以来、8年ぶりに誕生した初のヒスパニック系選手だった。通算打率0.317・240ホームラン・1305打点を記録したクレメンテは、首位打者4回、最優秀選手賞(MVP)1回を受賞した。71年にはワールドシリーズMVPにも選ばれた。72年に通算3000本安打を放ったクレメンテは、3001本目のヒットを打つことができなかった。同年12月31日に大地震が起きたニカラグアに救護品を届けるようと乗っていた飛行機が海に墜落したのだ。中南米選手の権益を保護し、子供たちに野球用品を普及させるなど社会貢献活動を率先して実践していたクレメンテらしい最期だった。

メジャーリーグの当時のボウイ・クーン・コミッショナーは、翌年から社会奉仕功労賞にクレメンテの名前を冠した。2005年の受賞者であるジョン・スモルツ(43、引退)は「サイ・ヤング賞をもらった時やワールドシリーズに優勝した時より今のほうが光栄だ。多くの人に影響を及ぼすことができるという点で、これ以上意義深い賞はない」と話した。

昨年はザンビアに学校と保護施設をつくったクレイトン・カーショウ(25、ドジャース)が最年少で受賞した。今年はクレメンテと同じプエルトリコ出身で、自身の名前を冠した財団に400万ドルを寄付したカルロス・ベルトラン(36、ニューヨーク・ヤンキース)が受賞した。

一方の韓国プロ野球にも寄付文化が形成されてきている。メジャーリーグから帰ってきた朴賛浩(パク・チャンホ、40、引退)は、昨年ハンファに入団した時に契約金6億ウォンを寄付した。金泰均(キム・テギュン、31、ハンファ)は昨年1億ウォンを寄付して、プロ野球選手として初めて「オナー・ソサエティー」の会員になった。孫勝洛(ソン・スンナク、31、ネクセン)は3年連続で開発途上国に野球用品を送っている。

しかしプロ野球の人気は高まっているが、残念ながら分かち合い精神はそれと同じようには高まらないようだ。多くのチャリティーイベントは有名選手の名前を借りてきただけのケースが多い。韓国プロ野球がメジャーリーグのように大規模な慈善事業を行うことは難しい。それでも時が熟すのをただ待っているだけではいけない。カーショウは大金を手にする前の24歳の時にクレメンテ賞を受賞してこのように話した。「人々は何かを成し遂げた後に返そうとする。しかし奉仕は誰でも、すぐに始めることができる」

“韓国のロベルト・クレメンテ賞”が出るべき時が来た。

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    <野球>MLB最高名誉のロベルト・クレメンテ賞…韓国にも“その時”が来た

    2013.12.12 13:37
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    「ロベルト・クレメンテ賞」の主人公であるクレメンテのピッツバーグ現役時代の姿。下の写真は、今年同賞を受賞したカルロス・ベルトラン(左側2人目)。(写真=中央フォト)
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