「福島の水産物は安全」、日本政府の手を上げたIAEA
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.05 08:24
国際原子力機関(IAEA)調査団は4日、東京のプレスセンターで記者会見を行って福島第1原発周辺の汚染水の調査結果を発表した。調査団長をつとめるフアン・カルロス・レンティホIAEA核燃料周期・廃棄物技術部長は「日本の福島県など8県の水産物についての輸入を規制した韓国の措置に科学的根拠があると見るか」という質問に「日本が海水とすべての水産物について素晴らしいモニタリングシステムを開発したことを確認した」と話した。
彼はまた「現在、日本が導入している食品の放射能基準値は世界最高で、厳格な基準に立ったもの」としながら「その上この基準値を超える水産物は流通させないことを勘案すれば、福島とその周辺の地方自治体の水産物の安全は確保されている」と断言した。こうした発表は「日本の水産物は安全性の面で何の問題もない」と主張する日本政府の主張を国際機構であるIAEAが正式に追認した模様であり、波紋が予想される。韓国政府関係者は「日本が『IAEAから安全性を保証された』として本格的に韓国政府に輸入規制措置の撤回を要求する可能性が高くなるだろう」と憂慮した。