南大門欠陥復元1911日の備忘録<下>伝統復元は1日だけのショーだった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.04 11:14
2010年2月10日午前10時。崇礼門(スンレムン、南大門)の火災現場で復元工事の開始を知らせる起工式が行われた。この日、楼閣上段に横に置かれた木材を解体し本格的な工事に入った。当時文化財庁は報道資料を出し、「崇礼門復旧は全過程が伝統方式で行われる」と明らかにした。「現場作業員は韓服を着て作業をし、崇礼門に鍛冶場を設置して伝統道具を直接製作して使う」という内容だった。
しかしこうした方針は徹底した対外広報用だったことがわかった。本紙が単独入手した崇礼門復旧諮問団第6回会議録(2010年3月11日)には文化財庁の当初発表が誇張されたという事実を認める内容が出てくる。この日の会議にはパク・オンゴン技術委員長をはじめとする諮問委員8人とチェ・ジョンドク復旧団長を含めた文化財庁関係者8人が参加した。
◇「鍛冶場で道具製作」→ごく一部