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<フィギュア>キム・ヨナ、来月5日クロアチア大会で復帰戦

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.29 09:36
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フィギュア界を揺るがす“フィギュア女王”キム・ヨナ(23)の復帰戦が1週間後に迫った。

キム・ヨナは来月5日(日本時間)、クロアチア・ザグレブで開幕するゴールデン・スピン・オブ・ザグレブ大会に出場する。この大会は来年2月のロシアソチ冬季オリンピック(五輪)を控えて最後の実戦舞台となる。

 
今大会でキム・ヨナはソチ冬季五輪で演技する現役最後のプログラムを公開する。キム・ヨナの新しいプログラムを見ながら諮問に応じた専門家らは「歴代最高」と口をそろえた。技術・表現力などすべての要素が「これ以上の完ぺきはない」と評価した。

キム・ヨナは叙情的なミュージカル曲「悲しみのクラウン(Send in the Clowns)」をショートプログラム曲に、強烈なタンゴ風の「アディオス・ノニーノ(Adion Nonino)」をフリーのバックミュージックで選定した。

韓国人では唯一ソチ五輪フィギュア女子シングル審判陣に含まれたコ・ソンヒ大韓スケート競技連盟競技理事は「昨季のプログラムが歴代最高と評価されたが、今季はさらに素晴らしいプログラムを見ることができるだろう」と絶賛した。コ氏は「最高の技術で構成されたプログラム。ジャンプ、スピンなどこれ以上高い難度の技術はない」とし「表情・衣装など他の要素がうまく調和すれば、よりいっそう素晴らしくなるはず」と話した。

チョン・ジェウン連盟審判理事も「誰もが驚く歴代最高レベルのプログラム。消化するのが難しい部分が多かったが、早い時間に自分のものにした」とし「表現力が引き立つ。4年前のバンクーバー五輪当時のように新シーズンのショートプログラム、フリーのバックミュージックが出てくれば、すぐにキム・ヨナを思い浮かべることになるだろう」と語った。

キム・ヨナはフリーで特に困難を訴えてきた。キム・ヨナは先月30日にも「テンポが速く、体力の消耗が大きい。完ぺきに消化するまでもっと時間がかかりそうだ」と話した。

新しいプログラムを自分のものにするため貪欲に練習してきたキム・ヨナは9月、右足中足骨の疲労骨折が判明した。幸い、今月初めには完全に回復し、後遺症もない。しばらく十分な練習ができなかっただけに、週6日、一日6、7時間ずつ猛練習をしている。

キム・ヨナの練習を見たキム・ククジン連盟部長は「幼い選手たちと一緒に練習するが、キム・ヨナが最も遅くまで残っていた。消灯時間まで練習することもある」とし「それだけ強く決心して準備しているということ」と話した。

けがを乗り越えて公式大会に出場するだけに、鈍った実戦感覚を取り戻すことがカギだ。コ理事は「来年の五輪を控え、全般的に点検する過程と考えるべき。けがから回復してまだ間もないため、後遺症なく終えることも重要だ」と話した。

キム・ヨナのマネージメント社「オールザットスポーツ」の関係者は「回復してまだそれほど時間が経っていないが、新しいプログラムの難度を低めずそのまま消化する計画」と伝えた。

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