<サッカー>韓国代表、スイスに2-1逆転勝ち…7年前の雪辱果たす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.16 08:36
李青竜(イ・チョンヨン、25、ボルトン)の唯一の弱点は決定力だ。柔らかいボールタッチ、ドリブル突破、鋭いスルーパスなどを兼ね備えたサッカー韓国代表のエースだが、シュートが弱いため“少女シュート”という声も聞いた。李青竜が3年5カ月の沈黙を破り、Aマッチでゴールを決めた。主将の腕章を付けてプレーした試合だっただけに、その意味は大きい。
李青竜は15日、ソウルワールドカップ(W杯)競技場で行われたスイスとの親善試合で、1-1の後半42分、決勝ヘディングゴールを決めた。李根鎬(イ・グノ、尚州尚武)がゴール前左側から上げたクロスに対し、李青竜はふわりと浮くようにジャンプし、ヘディングでゴールネットを揺らした。李青竜がAマッチで最後にゴールを決めたのは、ウルグアイとの南アフリカW杯16強戦(1-2負、2010年6月)。李青竜のゴールで韓国(56位)は国際サッカー連盟(FIFA)ランキング7位のスイスを2-1で降し、貴重な勝利をつかんだ。2006年ドイツW杯での敗戦(0-2)も雪辱した。洪明甫(ホン・ミョンボ)監督は就任後3勝3敗3分けとなった。