「韓国、独自外交の可能な主要国に成長した」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.11.04 16:54
「中堅国外交」。朴槿恵(パク・クネ)政権の核心外交戦略のうちの1つの軸だ。先進国の門の敷居まで追いついた韓国の地位に見合うよう自ら声も出して国際社会に寄与しようということだ。それでこそ韓国に対する認識も良くなり、しっかり優遇されうるという論理だ。韓国政府が今年9月末、メキシコ・インドネシア・トルコ・豪州と手を組んで「MIKTA」という機構を発足させたのも中堅国外交の一環だった。
しかし「もう少し大きく動け」と手厳しく指摘する著名な国際政治学者もいる。カナダのトロント大学のジョン・カーテン教授だ。この大学のG20研究所所長であるカーテン教授は、望ましい世界秩序を研究する「グローバルガバナンス(global governance)」の大家だ。世界経済研究院(サ・ゴンイル理事長)創立20周年セミナーへの参加のために訪韓したカーテン教授に先月30日に会い、今後の世界秩序と韓国の外交戦略について尋ねた。