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カンボジア機、抗議する韓国人乗客をおいて離陸

2001.07.30 21:30
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外国の航空機が、離陸の遅れを抗議する韓国人観光客を滑走路近くに降ろしたまま出発してしまうという、あきれた事件が発生した。

29日深夜、タイ・バンコクのドンムアン空港で起きた騒動だ。

 
問題の飛行機は、午前1時バンコクを発ちカンボジアのプノンペンを経由して仁川(インチョン)空港に到着する予定だったカンボジア航空101便。25日、仁川空港に就航し初めて韓国人190人を乗せてスタートしたチャーター便だった。

騒動は航空機が誘導路へ移動する途中に、航空燈(機体外部の点滅灯)の欠陥が発見され、出発が2時間ほど遅れることから起きた。

190人の韓国人乗客の抗議が続き、機長はタラップを用意させた後、機内放送を通じて「安全を信用できない乗客は降りてください」とし、出口のドアをあけた。

不安を感じた子供や妊婦を含めた39人が降りた。

しかし彼らが降りた直後、航空灯の修理を終えてすぐ航空機は離陸してしまった。

乗客のイ・ナクジョン(39)さんは「バスが来るまで約30分を暗く蒸し暑い滑走路で蚊にさされながら待たなければならなかった」とし呆れ顔で振り返った。

翌日66万ウォンを払って大韓航空便で帰国した乗客らは、仁川空港で航空会社と旅行社への補償を求める座り込みを行った。

この航空機は、仁川-プノンペン路線の運航だけの許可を受け就航した後、バンコクまでの延長運航を行う方法を取ったことが分かり、建設交通部(建交部)が真相把握に乗り出した。  

カンボジア航空側は30日、「機長がいったん機内での騒乱行為と判断し、乗客を降ろしたものと見られる」と釈明した。

しかし、航空業界の関係者らは「いかなる理由でも誘導路まで進入した航空機が乗客を降ろしたのは納得できない」と述べた。一方では、「航空機出発の遅れに特に敏感な韓国人観光客の態度も問題だ」という指摘もあった。



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