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消費・投資の不振にこれといった景気浮揚カードもなく=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.16 09:23
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玄オ錫(ヒョン・オソク)副首相兼企画財政部長官率いる朴槿恵(パク・クネ)政権経済チームの今年の経済成績表締め切り日が3カ月余り後に迫った。玄副首相はこの6カ月間に下半期の3%台の成長を約束し国民の景気感触が変わるようにすると何度も強調してきた。このため2度にわたり投資活性化対策が発表されたのに続き、来月には立地規制改善に焦点を合わせた第3次投資活性化対策が追加で用意される。創業に再び燃料を入れ火をつけるためのベンチャー活性化対策も出され、規制改善も続いている。

だが、経済指標を見ると玄オ錫経済チームの前途は暗いばかりだ。下半期に3%の成長を踏み石として年間では2.7%の成長を達成することにしたが、現在の状況では容易に見えないからだ。今後残った3カ月で景気が画期的に生き返れば終盤に成績表が良くなるかもしれないが、現在では可能性は大きくない。

 
なぜそのような見通しが可能なのだろうか。何より消費と投資で依然として楽観し難い。民間消費は第2四半期に前四半期比0.7%の上昇にとどまり、設備投資はむしろ0.2%減少した。投資不振は雇用率にそのまま反映される。今年に入り15~64歳の雇用率は65%前後で推移している。朴槿恵政権が中産層の70%回復とともに掲げた雇用率70%達成とは距離がある。公共部門から雇用率改善のために時間制公務員導入を推進しているが年内に顕著な成果を期待することはできない。

それでも上半期の経常収支は過去最大の黒字を記録し慰めにはなっているが、内容を見れば楽観ばかりできることではない。輸入増加率がマイナスを続ける不況型黒字の要素を帯びているからだ。康奉均(カン・ボンギュン)元財政経済部長官は、「経常黒字を出し喜んでいるが、輸入が減って発生する黒字には問題が多い」と指摘した。

このようにどこを見ても経済が良くなっていることを体感できるほどの成果は目につかない。第2四半期には前四半期比の成長率が2011年第2四半期以後9四半期ぶりに0%台から脱出したが、勢いを継続するかは未知数だ。年末まで3カ月残っているが状況が反転するには時間は多くない。企画財政部関係者は、「何より期待ほど景気回復の力は強くない」と話す。こうした状況は税収不足の拡大として現れている。玄副首相は最近国会で「年間の税収不足が7兆~8兆ウォンに達すると予想される」と明らかにした。


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    2013.09.16 09:23
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