レンズカメラで“ソニーの進撃”、カラーで勝負の“ミーレの変身”(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.09 10:07
家電業界の間では欧州のエネルギー認証最上等級の「A+++」を超える高効率競争が展開されている。ミーレをはじめ、ボッシュ、シーメンス、LG電子などは生活家電部門で「A+++」よりエネルギー効率を最大50%まで高めた冷蔵庫や洗濯機を出した。欧州ではこの数年間に電気料金が毎年10~15%上昇し、特に生活家電を選ぶ時にはエネルギー等級を重視する。だが、ボッシュの一部洗濯機はエネルギー効率を上げる代わりに洗濯時間が平均1時間30分から最大5時間まで増え、「実用的でない」との声も聞かれたりした。ハイアールは白物家電で中国メーカーでは唯一「A+++」の冷蔵庫と洗濯機、スマート家電新製品を発表した。
「IFAの花」と呼ばれるテレビ部門では韓国企業の完勝だった。次世代テレビのトレンドが3DからUHDや有機ELに転換したことをはっきりと示した。ソニーとパナソニックはそれぞれ65インチの曲面LEDテレビと4K(UHD)有機ELテレビを公開したが韓国製品に比べると画質がやや劣った。パナソニックの54インチUHDテレビは展示中に2台の画面が消えたりもした。中国企業は依然として模倣段階にとどまった。ハイアール、ハイセンス、TCLなどの家電メーカーがUHDテレビを出したが、ひと目で中国製品であることがわかるほど画質とデザイン部門で違いがあった。