サッカー韓国代表が洪明甫（ホン・ミョンボ）監督（４４）体制に入って５試合目、初めて勝利をつかんだ。勝利の主役は孫弘敏（ソン・フンミン、２１、レバークーゼン）、李青竜（イ・チョンヨン、２５、ボルトン）ら欧州で活躍中の選手だった。欧州組は過去４試合で韓国に欠けていた“致命的一発”を提供した。

６日午後に仁川サッカー専用競技場で行われた韓国－ハイチの親善競技は、韓国が４－１で勝った。前半２１分に孫弘敏の先制ゴールでリードした韓国は、前半４５分、同点ゴールを許したが、後半に入ると具滋哲（ク・ジャチョル、後半３分）と李根鎬（イ・グノ、後半１３分）の連続ＰＫ、孫弘敏のだめ押しゴール（後半２６分）で大勝した。ハイチのデスマレが後半８分に警告累積で退場した後は、韓国が一方的に攻めた。

過去４試合でわずか１得点、１敗３分けと振るわなかった韓国代表は、ハイチ戦で４ゴールを決め、これまでとは違う得点力を見せた。その間、試合内容は良かったが、得点に結びついていなかった。韓国サッカーを代表するスター攻撃陣がもたらした変化だ。

一方、この日の入場観客は１万３６２４人と少なかった。