知韓派と知日派が話す、韓日関係の解決法(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.08.26 16:30
「すれ違い」。激動の韓日関係診断のために中央日報社が用意した添谷芳秀慶応大学東アジア研究所長(58)と申ガク秀(シン・ガクス)元駐日大使(58)の対談の中で、しばしば登場した単語だ。22~24日ソウルで開かれた韓日フォーラムに参加した彼らは、韓日関係が悪循環の枠組みに閉じ込められてすれ違っており、これは両国にとって損害だと憂慮した。
すれ違いは、日本の右傾化に対する認識から始まった。添谷所長は「『日本が右傾化している』という認識は誤っている」として「一部政治家の右傾化の動きを、周辺国では日本全体の指向として受けとめている」と指摘した。それと共に「このような批判に対して日本国民が逆に不満を吐露して悪循環が続いている」と話した。申元大使もやはり「『右傾化』という不確かな概念で日本全体を理解せずに、事案別に対応する姿勢が必要だ」と話した。