BMWの初の韓国人デザイナー「欧州では韓国車のデザインが日本車よりも勝っているようだ」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.08.01 15:07
ドイツのミュンヘンには“BMWベルト”(Welt・世界)という複合展示空間がある。BMWの最新モデル展示場であるだけでなく自動車の出庫場だ。子供たちが自動車を勉強できる“ジュニアキャンパス”という空間もある。そばにあるBMW博物館と共に多くの人が訪れる観光名所だ。自動車出庫場が見下ろせる陸橋を通って200メートルほど先のBMW本社にも続いている。
BMWベルトで18日(ドイツ時間)、BMWの初めての韓国人デザイナー、カン・ウォンギュ氏(38)に会った。消費者の目を引くデザインがどんなものなのかを知ることが出来る場所なので頻繁に訪れるという。彼はニュー4シリーズクーペコンセプトカーのデザイン作業を主導し、量産型モデルデザインにも参加した。今年の初め米国デトロイトで開かれた北米国際オートショーでBMWがニュー4シリーズコンセプトカーを披露した時は、現場で直接説明した。4シリーズについて彼はこのように話した。「抑えきれない躍動的な美しさが基本コンセプトだった。個人的な立場だけで見れば、4シリーズは3シリーズの派生型程度で始めたことだった。ところがデザイン作業をしながら“もっと肉感的で、もっと優雅に、もっと素敵な”方向に続けて見たら、ある瞬間、3シリーズと付けるには惜しい新しい級の上位車種があらわれた」。