違法売春温床のネイバーカフェ…「摘発4年間で10倍」=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.29 09:37
これらのカフェではバナーを通じて別途の売春あっ旋サイトを訪問するよう会員たちを誘導していた。あっ旋サイトにはマッサージだけでなくオフィステル売春、フルサロン(酒から売春までフルサービスをするルームサロン)業者の広告文や利用後記が数百件上がってきていた。元マッサージカフェ運営者のB氏(34)は「運営者は広告費としてマッサージ業者から1カ月に30万ウォン(約2万6500円)、3カ月で80万ウォンを受けとる」として「1カフェあたり広告業者が120~130余りにもなって、運営者は1カ月で数千万ウォンを儲けることになる」と話した。
インターネットカフェが売春の通路として活用されているにもかかわらずネイバーは事実上、放置している。ネイバー側は「自らモニタリングをしているが、利用者が申告しない以上カフェを取り締まることは容易ではない」という立場だ。ネイバー関係者は「違法業者が発見された場合、女性家族部の告示により青少年有害カフェで指定したり非公開カフェに切り替えて検索に露出しないようにしたりする」として「深刻であれば閉鎖措置もする」と話した。