【噴水台】キム・ジョンハクの終わらないドラマ…製作現実の改善で新しい韓国ドラマ史書くべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.27 13:50
有名人の死はいつも衝撃だ。それも自ら選んだ最期にはより一層悲しい気持ちになる。『黎明の瞳』『砂時計』で韓国テレビドラマの歴史を新しく書いたキム・ジョンハクPD(プロデューサー)。1990年代最高のヒットメーカーというだけでなく、連続ドラマに過ぎなかった韓国テレビドラマを映画にも劣らない映像芸術に引き上げた。視聴者が演出者の名前を見てドラマを選ぶスターPD時代も開拓した。彼自身は『太王四神記』という韓流ドラマに足かせをつけられたが、彼がいなかったならこんにちのドラマ韓流もなかっただろう。
彼の死のあと、韓国ドラマ製作社協会は声明書を発表した。「キム・ジョンハクPDの死が無駄にならないように外注ドラマ製作市場の改善のために提言する」という内容だ。韓国演技者労働組合が哀悼の声明を通じて「キム監督は不十分な外注製作の加害者であり被害者だった」と述べたことの延長線だ。