「21世紀に中国が米国を追い越す?とんでもない話」…ジョセフ・ナイ氏
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.02 08:54
「一部では米国が21世紀に中国によって追い越されると心配するが、私は別に問題ではないと考えている」。
著書『スマート・パワー―21世紀を支配する新しい力(THE FUTURE OF POWER)』で有名なハーバード大学ケネディスクールのジョセフ・ナイ(Joseph Nye、76)客員教授が「米国の力は今後もずっと維持される」と主張した。ナイ教授は6月30日付のワシントンポストに書いた“新しい時代、米国の力”という題名の寄稿文で「政治的な不確実性を除けば、中国は経済規模と成長速度で米国に比べ明確に力が大きくなっている」と前提にした。彼は「だが中国が世界最大の経済大国になるとしても、1人あたりの国民所得では米国に数十年間の遅れをとるだろう」と分析した。