「米国のアジア回帰は誇張…バランシングが適切」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.06.06 17:19
--G2を別の表現をすれば米中共同覇権(bigemony)だ。G2は段階を踏んで進化するだろうか。G2の予想寿命は?
「米国と中国が協力すれば国際社会の他の国々が参加するはずであり、貿易・為替レートなどの問題で両国が衝突すれば国際体制が“交通渋滞”になるだろう。しかし米国・中国だけを考慮するのは適切でない。東アジアに限って見ても日本は今も重要な強国だ。韓国も10大経済強国であり、相当な軍事力も持つ。東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々も影響力がある。米国と中国がどう協力するかも重要だが、米国の立場では数十年間続いている同盟関係も重要だ」