揺らぐ円安、一時1ドル99円台に上昇
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.05 08:30
円が一時1ドル=90円台まで上昇した。4日の東京外国為替市場では円が午前10時に1ドル=99円32銭を記録した。先月10日に100円台に入ってから24日ぶりの円高ドル安水準となる。
円を引き上げたのは米国経済に対する懸念だった。3日に発表された米国供給管理協会(ISM)の製造業景況指数が49と2009年6月以後の最低値を記録したのが理由だった。ISM指数が50以下ならば製造業の景気が悪化していることを意味する。これによりドルの勢いが弱まり相対的に円が上がった。円はISM指数発表直後にニューヨーク外国為替市場で90円台に入り、この傾向は4日午前の東京外国為替市場につながった。