韓国銀行「大企業貸出の22%が潜在危険状態」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.01 09:49
業種別には不動産景気沈滞の犠牲になった建設と金融危機の影響から抜け出していない海運・造船が深刻だ。造船の場合、昨年、受注量が45%減少した。造船企業のうち現代重工業・サムスン重工業・大宇造船海洋のビッグ3を除いた大半の企業が損失を出しながら工場を運営している。
海運業界はさらに深刻だ。現代商船は昨年1兆ウォン近い損失を出し、韓進海運(マイナス7008億ウォン)、大韓海運(マイナス2503億ウォン)も事情は同じだ。韓銀はこれら業種の予想不渡り確率を建設9.1%、海運8.5%、造船5.9%と明らかにした。「かなり高い不渡り確率」というのが韓銀の説明だ。