李承晩は親日派か、評価めぐり進歩と保守が論争(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.10 10:56
最近歴史戦争が起きている。韓国現代史、その中でも親日派問題をめぐる議論が熱い。一種の陣営争いのように広がっている。発端はいわゆる進歩陣営である民族問題研究所の動画「百年戦争」から始まった。李承晩(イ・スンマン)元大統領を親日派と規定した。これに対してすぐに保守陣営が反論に出た。保守側から作った「建国の予言者李承晩」という動画が近く公開される予定だ。今回の対立は韓国現代史全般に対する評価とつながる重要な問題だ。20世紀の韓国史の苦難と成就に対する解釈とも通じる問題だ。今年は日帝から解放されて68年、大韓民国が建国されて65年になる年だ。いわゆる情報化時代、理念対立が弱まったいま、なぜ再び現代史をめぐる対立が再演されているのだろうか。その争点の内外を探ってみる。進歩陣営の思想革命を主張した社会民主主義連帯チュ・デファン共同代表の考えも聞いてみた。
初代大統領李承晩(1875~1965)に対する評価をめぐり「動画戦争」が広がる態勢だ。動画共有サイトのユーチューブを通じそれぞれ異なる理念を伝える形だ。