安哲秀支持者21%、朴槿恵に投票
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.01 15:33
今回の大統領選挙で安哲秀(アン・チョルス)前候補を支持した有権者10人中2人が、野党候補一本化後に朴槿恵(パク・クネ)大統領に投票したという分析が出てきた。
韓国政党学会(ソン・ビョングォン会長)が先月29日に開いた学術セミナー(『韓国の政党政治信頼の危機と省察、そして進化』)で、東国(トングク)大学キム・ジュンソク教授は中央日報-SBS(ソウル放送)-東アジア研究院-韓国リサーチが大統領選挙の前後7回にかけて実施したパネル調査を分析した結果、「一本化以前の安哲秀・前候補支持者の20.9%が、民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)前候補に行かず、朴槿恵大統領に投票した」と明らかにした。パネル調査は、同じ調査対象に同じ質問を、異なる時期に何度も投げかけて世論の推移を調べる調査方法だ。文在寅・前候補を支持しなかった安哲秀支持層の20.9%は、全体の大統領選挙投票者数にすると164万6670人に該当する。朴大統領と文・前候補の得票差である108万496票を超える。ソウル・仁川(インチョン)・京畿(キョンギ)地域に住む30~50歳の女性が多かった。