クルーズ船にLTE携帯まで…中国が技術で韓国を猛追撃(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.26 08:57
貿易最前線にいるKOTRAは警告音を鳴らす。KOTRAは25日、「中国企業が変わる」と題する報告書を通じ、「昨年第4四半期に世界市場で中国のスマートフォンメーカー華為とZTEがそれぞれ3位と5位に上がった。低価格・低級品の代名詞だった中国企業が低価格・高級化戦略に出ながらグローバル市場の強者に浮上している」と指摘した。
KOTRAが列挙した冷蔵庫販売量5年連続世界1位のハイアール、世界LCDテレビ市場4位のTCLなど、脅威的な追撃者はおびただしい。華為・HTCなど世界水準のIT企業を2015年までにさらに2~5社育てるだろうという見通しも出した。KOTRAは「中国企業は巨大な中国内需市場でシェアを伸ばして資金を確保し、これを基に研究開発をしてから海外市場に高級技術製品を出す好循環構造を作った」と診断した。
これに対し韓国企業は進む道を見つけられずにいる。過去の株主総会は新事業・新製品発表の場同然だったが、今年の株主総会では新事業を発表した企業は10社に1社にも至らない水準だ。企業の投資はずっと横ばいで、政府の“創造経済”政策はまだ具体化されていない。