朴大統領が麻生副総理と会談、「歴史直視すべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.26 08:50
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は就任初日の25日、6カ国の代表と会った。午後1時12分に青瓦台(チョンワデ、大統領府)に到着した朴大統領は、午後4時から世宗(セジョン)文化会館で開かれた就任慶祝宴会に参加した1時間ほどを除き、3時間半の間に30~40分間隔で外交使節と面会した。周辺4大国のうち米国を除く日本、中国、ロシアの使節と先に面談し外交活動を始動した。このうち半分が女性だった。
最初の面会者は同じ女性指導者であるタイのインラック首相だった。朴大統領は「初めての外国のお客だ。長く記憶に残りそうだ」と話し、「忙しいのに就任式に参加して下さり感謝する」と歓迎した。インラック首相は「タイ政府と国民を代表し、初めての女性大統領に就任されたことにお祝い申し上げる。同じ女性としてうれしく思う。しっかりとやっていくことを期待する」と話した。
続いて日本の麻生太郎副総理と会った。日本が最近「竹島の日」関連行事を強行するなど韓日関係は冷え込んだ状況だった。朴大統領は両国が友好協力関係のために努力すべきだとしながらも、「まだ歴史問題などの懸案が未来指向的な両国関係発展を妨げているのは残念だ。隣国である韓日間の真の友好関係構築のためには歴史を直視しながら過去の傷がこれ以上ぶり返さず治癒できるよう努力し、被害者の苦痛に対する心からの理解がなければならない」と強調した。