大量の金が深海に…各国が“新ゴールドラッシュ”で資源獲得戦争(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.07 15:58
カナダのノーティラス・ミネラルズ社は太平洋南西部パプアニューギニアから30キロ離れたソルワラ1海域内の海底1600メートルで、早ければ来年初めから深海資源の採掘を始める計画だ。
ナショナルジオグラフィックによると、ノーティラスは昨年、パプアニューギニア政府から該当海域を20年間にわたり独占採掘できる権利を確保した。 ノーティラスは年間130万トンの鉱石を採掘できると期待している。 これら鉱石には金のほか銅・亜鉛なども含まれていて、数億ドルの価値があると推定される。ノーティラスは3台の深海遠隔ロボットで鉱物を採取した後、これを高圧パイプで上げて試錐船に送る計画だ。 試錐船では鉱物に含まれる不必要な成分を除去した後、金などの資源を抽出する。 鉱物ゴミをそのまま海に捨てれば海が汚染するおそれがあるため、高圧パイプにまた入れて深海鉱山に戻す予定だ。