<野球>韓国で大谷のような“怪物新人”が出にくい理由(2)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2013.01.02 16:52
実際、現場で生徒を教えている高校野球の監督は「プロに進出する選手をたくさん輩出しなければいけないので、細かい技術練習の代わりに、別のことに集中することになる」と語った。また「打者に打撃で上半身・下半身を使う方法、悪いクセを直す方法を教える代わりに、安打と本塁打を量産することに集中しろと注文する。投手もコントロールの代わりにスピードを高めることに力を注ぐ」と伝えた。
こうした状況のため、プロ側も可能性はあるが能力が不足する新人に大きな期待はしない。金杞泰(キム・ギテ)LG監督(44)は「新人を主力として活用するのは難しい。即戦力として投入するには不足した点が多いので、いろいろと補完しなければならない」と述べた。このため韓国の新人の大半は2軍で2、3年間、また野球を学ぶ。