【社説】血と汗と涙の大韓民国歴史博物館
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.27 15:41
昨日、ソウル中心部に大韓民国歴史博物館が開館した。 歴代の記念館は独立記念館、戦争記念館、5・18光州民主化運動記念館のように断片的なもの、または朴正煕(パク・ジョンヒ)・金泳三(キム・ヨンサム)・金大中(キム・デジュン)記念館のような特定大統領を称えるものだった。 大韓民国歴史博物館は独立運動からの韓国の現代史を集約した“長編”というところに意味がある。 特に、建国と護国、そして産業化と民主化を包括し、総合的かつバランスのとれた眺望を提供している。
展示物には安重根(アン・ジュングン)義士の親筆遺墨、3・1独立宣言書、制憲国会の憲法案、4・19日記、朴正煕政権経済開発5カ年計画主要文書、1960年代の派独鉱夫の日記と旅券、大韓民国自動車輸出1号「ポニー」(Pony)などがある。 全泰壱(チョン・テイル)烈士展示館や民主化運動コーナーでは、激動の歴史を体験できる各種展示物が目に入る。 この博物館の別名は「血と汗と涙の展示館」だ。