中古車のメーター戻しが横行、最大16万キロの改ざんも=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.21 09:51
イさんは2010年6月に起亜(キア)自動車の「ソウル」を中古で買った。当時中古車ディーラーは「1万キロメートルも走っていない新車並みの中古なので購入を急がなければならない」と勧めた。しかしディーラーの話を信じて買ってイさんは目まいがするような経験をした。ギアが摩耗し路上で突然ギアが変えられなくなったのだ。エンジンが止まり大事故になりそうになったこともあった。イさんが整備工場で確認してみると、この車はすでに4万キロメートル近く走行した状態だった。走行記録を3万キロメートルも少なく知らされていたイさんはミッションオイルとエンジンオイルなどの交換時期を逃すほかなかった。イさんは結局エンジンと変速機をまるごと修理しなければならなかった。
今年1月、キムさんは4万キロメートル走った中古の「K7」を2780万ウォンで買った。購入直後から車から戦車のごう音に似た騒音が聞こえた。結局キムさんは150万ウォンをかけてタイミングベルトと燃料系統部品を全て交換した。