【社説】韓国では中低価スマートフォンを購入できないとは
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.07 18:12
韓国国内で販売されるスマートフォンは「大容量・高仕様」の高価製品一色で、消費者の選択権が制約され、過度な通信費負担の原因になっているという。 5日の中央日報の報道によると、今年、国内端末機製造企業が出した携帯電話は計21種類で、平均価格は85万ウォン(約6万2000円)にのぼり、一般フォン(2種類)を除いたスマートフォンの価格は平均90万ウォンを超える。
今では小学生までが使用するスマートフォンの価格がこれほど高くなったのは、メモリー容量が大きく、あらゆる機能が入った高仕様製品だけが国内で販売されているからだ。 このためデータ使用量が少なく、特殊機能を使用しない携帯電話利用者までも、高価のスマートフォンを購入するしかないのが実情だ。 端末機製造会社は国内で製造して海外に輸出している中低価スマートフォンを国内には出さない。 国内では単純機能の低価格スマートフォンを購入する方法がないということだ。 これは消費者の選択権を深刻に阻害する。